風邪とインフルエンザはどこが違う?
インフルエンザ 普通感冒
発病 急性 徐々に
初期症状 寒気・頭痛 くしゃみ・鼻水・のどの乾き
主な症状 発熱・全身痛などの症状 鼻水・鼻づまり・くしゃみなど鼻や喉の症状            
発熱 39〜40度 37.5度程度
筋肉痛 頭、腰、関節、筋肉など全身に強い ない、または軽い。       あっても頭痛程度
全身のダルさ 強い 軽い
食欲不振 ある ない

風邪とは、鼻や喉に急性の炎症が起こった状態のことです。
風邪の主な原因はウイルスで、その種類は何百とあります。インフルエンザはこの中の一種であり、ウイルスの他に細菌やマイコプラズマなどの微生物も原因になります。
インフルエンザの特徴は上記のように突然の高熱、喉の痛み、筋肉痛など。勿論、他にも鼻水、嘔吐、下痢など風邪と同じ症状がでることもあります。

予防接種の必要性
予防接種は一生に1回で終わりではありません。
感染予防、また、万一感染しても軽くすむのに有効なのが予防接種だと言われています。
 インフルエンザウイルスには多様な種類があり、すべてに対抗できるワクチンはありません。ワクチンはその年の型を予測して、作られています。予測の型と実際の型が異なることもありますが、毎年予防接種を受けている人は、免疫が蓄積するので、かかった場合でも軽くすむケースが多いと言われています。
●鶏卵、ゼラチンにアレルギーのある子は注意が必要!
予防接種の副反応は、ごくまれに発熱や頭痛がある程度で特に心配はいりません。
しかし、ワクチンには鶏卵やゼラチンが含まれているので、アレルギーのある赤ちゃん、子供の場合は接種前に医師に相談しましょう。
 *その他に、発熱をしている人、体力が低下している人、妊婦、重症の急性疾患にかかっている人は、予防接種の前に相談が必要と思われます。
●予防摂取の掟!
1.インフルエンザの流行は毎年変わっています。面倒ですが毎年受けましょう!
2.原則2回摂取!2回目は1回目の1〜4週間後!成人は、過去の免疫があると  も考えられるので、最低1回でも効果は期待できます。
ウイルスに負けない抵抗力をつけておこう!
▲ページトップ